「症状」だけじゃない。健康で穏やかに過ごす現場の視点

東洋医学には『養生』という言葉があります。国家資格をもった施術者さんは、こうした東洋医学の考えをまなんでいますので、目の前の症状や、その日の施術だけでなく、その方の体質や、これまでの人生までも考慮して、これからどのように健康の増進に心がけ、病気をなおすように努めていけばいいのか患者様にお伝えしながら『訪問マッサージ』を進めていきます。

『訪問マッサージ』の対象患者様は、自己管理が難しい方ばかりです。ですので、この『養生』もなかなか難しいのが実情です。ですので、健康の専門家でもある、国家資格をもった施術者が、患者様のもとに出向き、施術とこの『養生』を、患者様と担当施術者が共に行っていくことになります。

患者様にとっての『健康のガイド役』という感じでしょうか。患者様お一人お一人に寄り添い、患者様お一人お一人の夢や目標に向かい、個別のプログラムを真剣に考えているからこそ、患者様との信頼関係が生まれ、長期的に『健康』をお任せ頂くことになります。

症状が出ているだけでなく、自己管理が難しい患者様にとって、身体の専門家が近くに寄り添っていることは、とても安心できることであり、こうした安心感の積み重ねが、日々の不安を取り除き、穏やかな日々を過ごす要因にもなります。

症状に手を当て、体調を安定させる『はり師』『きゅう師』『あん摩マッサージ指圧師』だからこそできることがあります。地域の高齢者様に対して、私たちができることは、今まさに社会に求められていることでもあります。

『訪問マッサージ』という素晴らしい事業を通して、地域に貢献してみませんか？