施術スタッフが最初に戸惑うのが「施術を行う環境」
訪問鍼灸マッサージで、施術スタッフが最初に戸惑うのが「施術を行う環境」です。
![](https://cocoro-group.com/franchise/wp/wp-content/uploads/2018/09/1e6c5dde3557f81ce2932e27352d0e00_s.jpg)
治療院では、基本的には施術ベッドで施術を行います。養成学校でも、施術ベッドでトレーニングを行なっていますので、「施術専用ベッドでうつ伏せ」がスタンダードとなっています。また道具や、枕など、必要なものは揃っている状況で、必要に応じてこれらを使っていきます。
![](https://cocoro-group.com/franchise/wp/wp-content/uploads/2018/09/705970.jpg)
しかし、「訪問」の現場では、専用のベッドはなく、患者様がご利用になっている介護ベッドや、お布団、またソファー、車椅子など様々です。高齢患者様の多くはうつ伏せでは負担が大きく、横向きや上むき、また車椅子や椅子に座ったままの施術ということも珍しくありません。
そして、施術で使う道具も、自分が持っていったものしか使うことができませんので、現場での工夫や、応用力も試される場面もあります。
「訪問」を経験すると、こうした今までに経験したことのない環境での施術を行う必要があり、施術スタッフが戸惑ってしまうこともあります。
施術者の面接時には、こうした「整っていない」環境での施術がメインであることをお伝えし、患者様宅の環境に合わせた対応や、かその時に合わせた応用ができるか、確認をしておくことをオススメします。