国家資格者の雇用はメリット?デメリット?

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オーナー様が自分自身が売上を立てることができない事業。それが『訪問マッサージ』という事業です。オーナー様が『はり師・きゅう師』『あん摩マッサージ指圧師』の資格をお持ちであれば別ですが、FCをご検討の方のほとんどがこれらの国家資格をお持ちであることはないとおもいます。実際に、こころ治療院の加盟店オーナー様に、国家資格者はいません。全員が他業種からの参入です。自分の売上を立てることができない、ということは、裏を返せばオーナー様が現場に出なくても、事業が成り立つということです。オーナー様が現場には入れないというのは、見方によってはデメリットでもありますし、メリットでもあります。

現在のご自身の状況で、『国家資格者を雇用しなくてはいけない』ということが、メリットになるのか、デメリットになるのか、事業参入検討の前に考えてみて欲しいと思います。国家資格者がいなければ売り上げは立たないので、ご開業する際に、スタッフの雇用が絶対条件になってきます。人を雇用すると、当然ながらコストがかかります。ランニングの人件費を考慮しておかなければ、参入後に事業を継続することができなくなってしまいます。『訪問マッサージ』事業にご参入する際は、この点において、十分に検討いただきたいとおもいます。
また『訪問マッサージ』は施術者ひとりの売上の上限は決まっていますので、利益を増やしていくためには、施術者を増やしていく必要があります。当然ながら2人目、3人目の採用となると、それだけ人件費がかかることになります。
仮に5名の施術者で治療院を運営することを想定すると、国家資格者5名分の人件費と管理費がかかります。もちろんですが管理には時間のコストもかかってきます。特に立ち上げ時には、事業に対しての関わりが強いオーナー様が成功されています。
こうした状況を加味して、長期的な事業計画を立てていく必要があります。こころ治療院は、加盟いただくことがゴールだとは思っていません。加盟はスタートであり、加盟後にいかに成功していただくかが大事だと考えています。
中長期的に見て、ご自身の状況が『訪問マッサージ』の事業にフィットするのか、是非一度ご相談ください。

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