「訪問マッサージ」の本部を比較する際のポイント

フランチャイズ契約というと、こうしなくてないけない！のようなイメージを持たれる方もいるかもしれません。また、そうした方が、ビジネスを展開しやすい方がいらっしゃるのも事実です。訪問マッサージに限らず、FC本部のスタイル、スタンスは様々です。「訪問マッサージ」に関して言えば、「国家資格者が現場に出る」「国の制度を使う」という点に於いては、決まりごとは絶対に守る必要があります。これはどこの本部さんでも同じです。変わることはありません。しかしそれ以外の部分は、各本部様のスタイルがあり、自由度もまちまちです。法令以外の部分で違いを比較し検討していただくことになります。では『訪問マッサージ』の本部を比較検討するときに、どういったところを比較したらいいのでしょうか。

「同じもの」の差

国家資格者は法律に準じて仕事を行うように定められています。そして健康保険（療養費）という制度を使っての保険請求。事業の根幹ともいえるオペレーションは、実はどの治療院さん、FC本部さんも変わりません。やることは「同じ」です。しかし、そこに対する考え方やスタンスは様々です。わかりやすいのが「不正」などに通じる、決まり事の軽視です。過去には、はり・きゅう・マッサージの治療院が不正請求を行い摘発されたケースや、提携先との不正なやりとりがあり関係者が摘発されたケースなどもあります。「同じ」ことを行うわけですが、ここの部分に対する意識の差が、加盟された方々の今後を左右することもあります。

加盟店側の自由度

フランチャイズは、本部の成功してきたノウハウを利用する権利を買う仕組みです。直営店でのトライアルによって蓄積されたノウハウを使って、開業することになりますので、独自に開業するよりも圧倒的にスピードが早くなります。また成功事例失敗事例を疑似体験することで、運営の思考材料が増えていきます。前途した通り、国家資格者の雇用や、制度を用いた請求に関してのオペレーションは変更できるものではありませんが、それ以外の部分については各本部様の方針や手法があります。手法についてはお話を聞けばわかることだと思いますが、加えて、この手法に加盟点側の自由度があるかどうかをご確認いただくと、自分自身のスタイルに合うかどうかがわかると思います。

一緒にやっていきたいと思えるかどうか

フランチャイズの本部と加盟店はビジネスパートナーとして対等な関係です。共に成長できるように、おつきあいして行くことになります。ですので、何をやりたいかもだ大事ですが、誰と一緒にやりたいのか、という視点も、フランチャイズ本部選びには重要な視点です。本部や、本部の担当者と、一緒にやっていきたいと思えるかどうか。これが訪問マッサージで、長く安定的に成功して行くためのポイントです。訪問マッサージという事業は、いきなり大きな収益があがる事業ではありません。安定までには多少なりとも時間がかかります。そのなかで「共に歩めるパートナー」という視点を持つと、今後の展望が見えてくるかもしれません。

こころ治療院を選ぶ前に

こころ治療院では、個別の面談を実施させて頂いております。直接お会いするだけでなく、電話、メール、ミーティングアプリでのweb面談、などでの相談も承っています。是非、お気軽にご相談をいただきたいと思っております。その中で『他社も検討してまして・・・』とおっしゃる方もいらっしゃいます。他社様との比較検討は、フランチャイズ本部を選ぶ際に重要なことです。我々としては、是非他社様のお話やご意見も伺って欲しいとおもっております。その上で、様々な違いを見ながら、こころ治療院の色をご理解いただき、ご検討いただければと思っております。