オーナーマネージャーWEBミーティングを実施しました
こころ治療院では、加盟されている治療院のオーナー様、マネージャー様同士で意見交換を行う『オーナー・マネージャーWEBミーティング』を月に1度実施しています。治療院は各地にありますので「ZOOM」というミーティングのアプリを使って、WEB上で集まるミーティングです。施術者さんが10名以上いるキャリアの長いオーナー様、立ち上げたばかりのオーナー様…みなさま状況は様々ですが、様々な問題に対して意見を交換し、事例なども共有するなど有意義な時間となっています。先日実施された『オーナー・マネージャーWEBミーティング』の話題をご紹介しながら、その様子を紹介します。
同意書の依頼時の情報提供で気をつけること
「同意書取得」は、訪問マッサージという事業を運営する上では、最重要のテーマと言えます。無料体験時に患者様のお身体の状況を確認し、医師に同意書の記載をお願いことになりますが、この時に施術者からの情報提供の内容は、同意書取得を左右することもあります。マッサージ、変形徒手矯正術、はり・きゅう・・・それぞれの依頼の際に、医師に正しい情報を提供し、不明点や不安点を解消し、ご理解頂いた上で、同意書を記載いただくことが必要です。今回は施術者出身のマネージャー様も参加していましたので、本部施術者担当者と共に、各オーナー様に現場としての意見をさせて頂き、アドバイスさせて頂きました。特にオーナー様は、この情報提供の内容については、専門外ですので、ご不安も大きいものかと思いますが、こうした機会で不安を解消いただくことは、すごく重要なことだと感じます。
再同意書の取得…どう対策していますか?
再同意書の取得は、患者様治療継続のためには必要不可欠です。また施術者さんから医師に向けて情報提供する『施術報告書』も必要になってきます。同意書の期限が切れた場合、取得するまでの施術は自費となります。患者様に、いきなり自費治療であることをお伝えしても、ご理解ご納得いただけないものです。患者様ご自身が同意書の期限を把握し、申請し、取得すれば問題ない。というわけにも行きません。同意書の期限管理を、オーナー様(マネージャー様)、現場の施術者さんがしっかりと行い、期限前に患者様に通知し、施術報告書を添え、再同意書の取得をサポートしなくてはいけません。この管理手法や、サポートの方法も、各治療院ごとに工夫をしています。こうしたらうまくいった、こういう失敗事例がある、といったことを治療院間で共有することは、大きなヒントになります。
業務委託契約について
施術者さんの雇用形態には様々なものがあり、正社員、アルバイト、業務委託契約が挙げられます。この中で、業務委託契約を行う場合は、ケースバイケースで調整が必要になってきます。現在業務委託契約を行なっている治療院さんから、今後業務委託の契約を行う治療院さんに、事例の共有と、アドバイスがありました。独立開業権のある国家資格者を持つ施術者さんですので、様々な雇用形態が可能です。業務委託契約が、正社員や、アルバイトと違うのは、オーナー様との関係性が、同じ経営者(運営者)として横並びになる点です。この点をお互いが理解し、より良い関係を築きながら、双方に利益がある形に落ち着くことがベストかと思います。特に施術者さんは、施術のことは詳しくとも、経営や契約事項となると、無知な場合もありますので、注意が必要です。
状況や事例を共有し、相談できる環境
実施している『オーナー・マネージャーWEBミーティング』によって、各治療院さんの状況がわかること、また事例を知ること、また自院の悩みを共有することは、治療院運営を行う上で非常に重要なことであると考えています。直営治療院の成功事例失敗事例だけでなく、各加盟店様の事例を知ることで、より広く、より早く、そしてタイムリーな情報を得ることができます。加盟店様同士の横のつながりを通して、治療院運営を加速させるキッカケになっています。