情報共有で、院の問題を事前解決

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治療院運営において、新規の患者様の獲得、サービスの継続利用、施術者の雇用、また雇用継続など、考えておかなくてはいけない問題は多々あります。こうした事態を事前にケアし、先手先手で対策を取っていくことがオーナー様のお仕事と言ってもいいかもしれません。すぐに効果の出ない作業を繰り返していくことになりますので、不安にもなります。だからこそ、直営治療院や、加盟治療院の事例の共有が有効になってきます。

マシュアル通りにはいかない「人」を扱うお仕事

訪問マッサージは患者様と施術者さん、そして多くの関係者様とのつながりが重要なお仕事です。もちろんオーナー様と施術者さんの関係も非常に大事です。「人」が中心になるお仕事ですので、マニュアル通りにいかないことも多々あります。コンピューターの取扱いと同じように、こうしたらこうなる、といったものではありません。常に、状況が変わり、対応が変わってきます。問題が起こった時には、その時だけではなく、それまでのことや、様々な背景を考慮していかなくてはいけません。

感情をつかむことの重要性

『人』には感情があります。その言葉を発した「感情」が必ずあります。その行動をした「理由」が必ずあります。これは、施術者さんも、患者様も、です。オーナー様は、こうした人の「感情」に敏感に反応する為のアンテナを張っておく必要があります。不満や、不安など、マイナスの感情が多い場合、患者様だとご利用中止、施術者さんだと離職につながります。

役割とタスクは明確にして都度確認する。

将来的な目線で行動するオーナー様と、現場の“いま”に対応している施術者さんでは、見ている視点が当然ながら違いますし、意見がすれ違うことがあります。ミーティングの際には、こうしたすれ違いが起きないように、双方の役割と、実施タスク、またそのタスクの意味を明確にしておく必要があります。また、運営の状況、現場の状況によっては、対応が変わってくることもあるでしょうから、都度確認していく必要があります。

情報共有で、院の問題を事前解決

訪問マッサージは、状況状況に合わせた対応が必要となります。また「人」の対応には、その人の数だけ事例が生まれます。こころ治療院では、電話やメールなどでもサポート、現地でのサポート、また全国の加盟治療院同士が意見交換できるWEBミーティングを開催するなど、積極的に本部、直営治療院、加盟治療院による意見交換ができるような環境を作っています。こうした各治療院での事例を共有することで、問題の芽を摘み、問題を未然に防ぎ、また何か問題があってもすぐに解決に向けた改善策が見つかります。

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