手を当てて、触れる。治療を通じたコミュニケーション
施術者さんは患者様のお身体を触り様々な状態把握を行なっています。『ここが痛いんです。』『こうすると痛みがでて・・・』そんなお声に、患部に触れて、手を当てて、確認をしながら施術を進めていきます。『手を当てる』ということで、患者様はとても安心し、お気持ちが落ち着くということが、訪問マッサージの現場では多くみられます。
マッサージというと「揉む」「押す」「さする」「ほぐす」というイメージがあると思いますが、国家資格者をもった施術者さんは、触ることで『診る』という意識を持っています。これが『触診』と呼ばれるものです。触って状態をみながら施術をおこなう。
マッサージの施術の概念のなかに「診断即治療」というものがあります。手を当てた時に患者様の状態を把握し、手を使って、揉む、押す、さするといった手技を用いて施術を行うことを指します。国家資格者が、マッサージをする際に手の一手一手には、こうした意識があります。
この事業の最大の魅力は、日々いただく『ありがとう!』のお言葉です。患者様のこえに耳をかたむけ、手を当てて、触れる。こうした治療を通じたコミュニケーションを大切にしているからこそ、ご本人様、ご家族様、ケアマネージャー様など、皆様からいただく、たくさんの感謝に、日々やりがいをもって仕事に取り組めています。