施術者さんにとって重要な『お休みの日』

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現場で働く施術者さんは、日々患者様や関係者様の対応を精一杯行なっています。ですので、もちろん休暇も必要になります。定休や季節の特別休暇など、最近はプライベートを重視する傾向にありますので、こうした点も求人を探す施術者さんは気になるところです。訪問マッサージは、ご希望が平日に集まりやすいこと、長期にわたる治療になるため計画的に施術を行えること、を考慮すると、現場の先生にとっては、休みを取りやすい、調整しやすい業態かと思います。こうした点も求職者が気にしている点です。

定休日

こころ直営治療院では、基本的に土日がお休みになります。ただし、月に1度の土曜出勤日を設けています。年間の公休日を計算し、施術者さんには事前に通知をしています。正しい労働基準で運営していることを提示することで、施術者さんは安心しますし、予定も立てやすくなります。鍼灸マッサージ業界では、長い拘束時間や、定休日の少ないことが当たり前になっており、こうした点に疑問点を抱いている施術者さんも少なくありません。またライフステージとともに、プライベートの時間を大事にしたいと気持ちが変化する施術者さんもいます。定休日(公休日)がしっかりと示されている治療院というのは、それだけで好印象になります。

特別休暇

大型連休や、夏季休暇、正月休暇なども、働く施術者さんのリフレッシュの時間となります。こうした連休があることで、日々の仕事も頑張ることができます。こうした連休は、患者様もご予定が入っていたり、ご家族様がいらしたり、またご親族がお集まりになるなど、大事な時間になります。患者様・施術者双方のスケジュールを、早い段階で確認し、計画的に調整することで、施術者さんは充実した連休を過ごすことができます。患者様にとっても、施術者にとっても、こうした連休を通して、新たな気持ちで向き合うことができますので、週に複数回お会いすることを継続する訪問マッサージの現場においては、重要な時間と言えるかもしれません。

有給休暇

鍼灸マッサージの業界は、以前は「徒弟制度」や「見習い」というものがあり、長く「有給休暇」という言葉すら、聞くことのない業界でした。中途採用の施術者さんが「休み方がわからない」ということもあります。有給休暇を取得できるという、世間では当たり前のことであっても、施術者さんにとっては魅力的な事であることを知っておくと良いかもしれません。また、法人さんの場合、2019年(平成31年)4月1日より、年次有給休暇の日数が10労働日以上ある労働者については、1年あたり5日を与えて消化させることが義務となりましたので、この点も配慮し、計画的に有給取得を促していくことで、働く施術者さんの満足度も上がります。また面接時に、この点について確認を行う施術者さんがおりますが、これは「有給休暇」に馴染みがなく、休みを取りたくても取りにくい業界であることを考慮して、ご回答頂けたらとおもいます。

施術者の休暇中はオーナー様も休みやすい

施術者さんが稼働していない日は、オーナー様もリラックスできる日になるのではないでしょうか。信頼して、現場を任しているからこそ、日々のお仕事の様子は気になるもの。またお客様(患者様)に対する想いが強ければ、施術者さんの対応が気になることも。そんな張り詰めた時間をリセットできるのが「施術者さんがお休みの日」となります。

施術者さんは、休みに慣れていない場合があります。ですので、公休日や、長期休暇、また有給の取得例や推奨日を提示するなどして、「休み」を計画的に作る必要もあるかもしれません。この時に、まずはオーナー様自身の年間計画に照らし合わせて、計画してみるのも一つの方法かもしれません。

いずれにおいても、患者様のご都合やご予約日の調整が必須になりますので、現場の施術者さんの施術計画とも照らし合わせ、患者様、施術者さん、オーナー様にとって一番良い選択ができるようにしていきましょう。その為にも日々のコミュニケーションが大事になってきます。

求人や面接の際には、このように『お休み」もアピールポイントになりますので、参考にしてみてください。

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