対象となる患者様の特徴にはこんな共通点がある

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『訪問はりきゅうマッサージ』の対象患者様は、寝たきりや、歩行困難の方です。さらに高齢者の多くは、頸肩の不調、腰の痛み、神経痛、膝などの関節痛・・・など多くの慢性的なお悩みを抱えています。

訪問対象患者様の特徴として

・体力がない

・症状が慢性化している

・治療効果が持続しない

・自己管理ができない

といった共通点があげられます。

ではこうした方々にどういった治療を行って行けばいいのでしょうか。治療の方法はたくさんありますし、施術者さんの得意な施術方法もあると思いますが、共通して言えることがあります。

体力がない患者様に対して、強刺激・長時間の施術は、逆に痛みが出てしまうことがあります。必要な刺激を適切に、かつ短時間に施術を行うことが求められます。

そのため、訪問はりきゅうマッサージの現場では、15分から20分ほどの時間で施術を行うことが多いです。

症状が慢性化していて、1回の治療ではなかなか効果が出ません。また治療効果が持続しない為に、治療間隔が空きすぎてしまうと、毎回の治療効果をあげて行くことができずに、なかなか効果が出ずに、患者様のご希望にもお応えできずに、満足度も上がらない、ということにつながります。多くの患者様が、週に複数回の治療をご希望されるのには、こうした背景があります。

もちろん、どのくらいの治療頻度が良いのかわからない患者様も多い為に、現場の施術者が、患者様の状態をよく把握して、説明をしながら、治療頻度のご提案することもあります。

高齢者は、お身体の機能低下が見られる為に、多くの方が自己管理が難しく、お身体の状態が良くなっても、また悪くなってしまう、という方も少なくありません。ですので、継続的に施術者が関わることが必要になってきます。

短時間(15分〜20分)での治療を、週に数回、継続的に行うことが、高齢者の施術では重要なポイントと言えるかもしれません。ただし、この治療を継続的に行う為に、患者様は経済的にも大きなご負担が必要となります。適切な施術を、適切に受ける為に、患者様は「健康保険(療養費)」をご利用になる方がほとんどです。

制度を正しく利用しながら、必要な施術を、適切に提供して行くことで、患者様だけでなく、関係者様、地域の方、そして社会に喜ばれる事業となっていきます。

 

 

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