オーナー様のお仕事、とは

「訪問マッサージ」は、国家資格を持った施術者さんを雇用し、施術者さんがサービス提供を行うことで売り上げがたつ事業です。オーナー様自身が現場に入り、売り上げを作ることはできません。ですので、事業の主役は施術者さんとなりますし、施術者さんがいかに気持ちよく、充実して業務を行うかが、訪問マッサージ運営のポイントとも言えます。では、ご参入後オーナー様は何をしたらいいのでしょうか。

告知・営業活動

特に立ち上げ時にメインとなるのが、患者様をご紹介いただく流れを作ることです。訪問マッサージは、ケアマネージャー様や、関係先からのご紹介がほとんどです。地域の関係先にお伺いしご挨拶して、信頼関係を構築して、ご相談や、お困りの方をご紹介いただき、カウンセリングやサービス利用を検討して頂ける状況を作りだすことが、オーナー様のお仕事になります。実際のカウンセリングや、サービスについては、専門家である施術者さんが行いますので、そこまでの導線作りをおこないます。

施術者さんの管理

施術者さんの面接や、採用、雇用に関する管理を実施していきます。またミーティングや相談を通して、施術者さんの悩みや現場の問題を一緒に考えたり、備品や必要なインフラを用意するなど、施術者さんが働きやすい環境を整えていきます。施術者さんごとに、得意不得意もありますので、施術以外の部分でサポートできることで、院運営がうまくいきます。

請求業務

「医療保険」を使った事業ですので、請求を行う必要があります。施術者さんのスケジュール管理や、同意書の期限管理など、施術者さんをサポートしながら、間違いがないか確認していきます。その上で、請求に関わる書類作成や、患者様がお支払いになる一部負担金の管理を行い、売り上げや利益を計算し、院運営を行っていくことになります。

一番重要なお仕事は「院」の運営

オーナー様の一番重要なお仕事は、治療院の運営です。施術者さんは、経営、組織運営に関しては全くの素人です。どういった院を作っていくのか、どのくらいの利益を求め、どのくらいのスピード感でやっていくのか。そうしたところから、オーナー様のアクションも決まってきます。また日々の施術者さんの業務にも影響してきます。施術者さんのタスクに落とし込む際は、なぜ今これが必要なのかを理解させることも重要です。

経営を行うオーナー様、現場でサービス提供を行う施術者さん、という構図になりますので、それぞれの役割をお互いが理解して、業務を行うことも、院運営では重要になってきます。

電話相談や、個別面談にて、より細かいお仕事や役割をお伝えしておりますので、お気軽にお尋ねください。