患者様の訴えの奥にある本当の原因を見つめる医療サービス

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東洋医学の治療は、痛い場所や、症状のある場所に治療をするという考えと共に、疾病の本質に対処する治療する考えがあります。

患者様のお身体の不調には、何かしらの原因があり、それは、局所的な原因と、本質的な原因があるという風にみています。鍼灸や、あん摩マッサージ指圧の施術は、お身体を触りながら、患者様とコミュニケーションを図り、症状のある場所に手を当てながら、患者様が抱えるお悩みや、根底にある辛さを探っていくことができます。

高齢者は、人生の長い時間、これらの悩みを抱えており、表面的なお身体の痛みの奥には様々な原因が隠れています。これらは、ご本人すら気がついていないものもあります。

例えば、現場の施術者が、週に数回の治療を行っている場合、最初は『腰が痛い』『膝の関節が痛む』といったものであても、徐々に様々なメッセージを言葉や態度、雰囲気で出していることがあります。

現場の施術者さんは、局所の施術だけでなく

こうした本当の原因と向き合いながら、長期にわたることの多い高齢者の治療を行なっていくことになります。これは、患者様自身にとっては長年の荷を降ろすような、心と身体が軽くなり、日々の生活が快適になるきっかけになりますし、施術者さんにとっても大きな経験になります。

慢性的なお身体の痛みや症状は、医師の適当な手段がなかったり、ご本人が諦めていたりすることも多いのが実情です。だからこそ、この『訪問マッサージ』『訪問はりきゅう』を通して、患者様が少しずつでも、希望を持ち、目標を持つことが、患者様の人生においても、ご家庭においても、社会においても、とても重要なことだと考えています。

目の前の訴えだけではなく、こうした本当の訴えをわかってくれることを、高齢患者様は望んでいらっしゃいます。東洋医学、はり、きゅう、マッサージを通して、これらを理解して、共感できるお仕事は、とてもやりがいのあるお仕事です。

詳しくは、ぜひ説明会でご質問ください。

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