患者様にとってどんな存在なの?

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患者様にとって『訪問マッサージ』というサービスはどういった存在なのでしょうか。また、なぜ『訪問マッサージ』を継続的にご利用なさっているのでしょうか。ここを理解することで、ビジネスの側面からも、『訪問マッサージ』を理解できるのではないでしょうか。

自分の気持ちを伝えられる存在

現場の施術者さんは、治療を通じて患者様とコミュニケーションを図ります。身体を触れるコミュニケーションというのは、安心感があります。そして単回ではなく、複数回のサービス提供により、その信頼関係は強くなっていきます。患者様の多くは高齢者です。高齢者の抱える孤独感やストレスの緩和、精神面など、お身体を触れ、ケアを行うことは、同時にこころのケアにもつながります。安心して自分の想いを伝えられる相手がいるということは、日常の安心感につながります。

不快を取り除いてくれる存在

高齢でかつ介護を受けている方は、身体を自由に動かすことができず、不快な状態でお過ごしの方が多くいらっしゃいます。またお身体を動かす際に、身体に無理のかかっている方も多くいらっしゃいます。そんな方の元にお伺いし、国家資格を持った施術者が、はり・きゅう・マッサージの治療を行うことで、これらの不快感の除去につながります。誰しも、身体の不快はストレスになりますので、身体状態の改善や痛みの除去は、心身ともに快適に過ごすためには、必要不可欠なものとなります。生活を左右する身体の不調。これを相談でき、更に治療を行える専門家が自宅に訪問するサービスが、長期にわたり患者様に喜んでいただける要因です。

人や社会との繋がりを感じる存在

寝たきりや、歩行困難の患者様は、外の社会との繋がりが薄くなります。施術者さんが訪問することで、外部の人と接する機会ができ、患者様に社会とのつながりを感じていただくことにつながります。またケアマネージャー様やドクター、また別居されているご家族様との橋渡し役にもなります。人との繋がり、社会との繋がりは、誰しも断ちたくないものです。しかし、心身の状態が悪ければ、そうした交流が断たれてしまいます。誰かと繋がっている、社会と繋がっている、という実感が、安定して生活をする活力になります。『訪問マッサージ』を通して、患者様は、人や社会との繋がりを感じます。

ただマッサージをするだけではない存在

患者様にとって訪問マッサージは、「家でマッサージをしてくれるサービス」というものではなく、自分自身が抱える様々な問題を解決してくれる存在になります。患者様自身が無意識に抱えている部分も含めて、こうした問題点をケアできるのが『訪問マッサージ』です。患者様の生活が、日々の充実感が増していく様子は施術者さんにとっても嬉しいことですし、施術者としてのモチベーションにもつながります。患者様にとっても、施術者にとっても、治療院にとっても、お互いの存在が重要な意味を持っています。

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